映画

俳優の心得ー演技基礎授業

2010 年 12 月 28 日

冬休み前の最後の授業を覗かせていただきました。 – – – 映画基礎VD(演技基礎)松尾貴史先生、水上竜士先生 この授業は、隔週で松尾先生と水上先生が授業を受け持たれている1回生の演技基礎の授業です。 今回は、松尾先生の回でした。

まず最初に…俳優の心得として。冬の大敵「風邪」にまつわるお話。 俳優にとっても、風邪を引いたり、体調を崩す事はもってのほか。まず手洗いを丁寧に!ということで、細かく手洗いの方法を伝授されていました(笑)よく学生さんがマスクをつけて防御されていますが、これはあまり意味がないようです。 そして、今回は「年末スペシャル」ということで、1人1人が、皆の前で芸を見せるというお題が出されました。

ここでは「人がみているという意識」を持つこと。それは一方的なものではなく、多面的に見られている意識を保つのが重要です。

2人1組で発表していきます。手品を見せる組あり、コントを披露する組あり。「見せる」「人に話す」という表現。これは俳優に限らず、「表現者」としてはなくてはならない「表現の勉強」です。

松尾先生は「テクニックだけをみせようとする学生さんが多いですが、下手でもいいから効果をおもしろくみせるテクニックを身につけてほしい」と最後に付け加えられました。 (室) Filed under: 授業風景 — 映画学科 1:09 AM